高層マンション・和室リフォームの設計事例-カガミ建築計画。
カガミ建築計画

update 10月 17日、2008年

港区高輪M邸・和室リフォーム
Takanawa M Apartment Washitu


高層マンションリフォーム
高級和室リフォーム
ハイグレードリフォーム

面積:19.6㎡(6坪~)
場所:東京都港区高輪
予算範囲: - 万円~
設計:カガミ建築計画

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日本の伝統に力強い素材をプラス。個性的な和モダンリフォーム。

高層マンションの上層階、200㎡超の高級マンションのリフォームのうち、和室部分のリフォームの紹介です。他の部屋のインテリアにも最高級の素材を使いましたが、特にこの和室にはこだわりを持って臨みました。

和室へのアプローチには、雪見の障子を入れた内路地(通り庭)を設けています。食堂の隠し扉をあけ、一度外を経由して入るようなイメージとしています。内路地には、木曾石を中心に靴脱石から縁石、飛石、滝石、手燭台をレイアウトして、雰囲気を出しています。小上りの踏み込みには、栗のナグリ材を床板として使用し、屋根は杮葺きとし、正面の壁には金箔を廻し貼りしたニッチを作っていま。

和室本体は、客間と仏間の中間のイメージでまとめています。床柱は120角の鉄刀木(タガヤサン)の無垢材を使い、ご仏壇は柿渋で染めた襖扉の中に安置しています。押入れの襖は、少し格式を下げて、百花を銀で押した襖としています。内路地と和室の間には格子戸を設けています。



改装前と改装後の平面図


和風住宅・和室リフォーム事例

  01 中野区・K邸

  02 市川・U邸

  03 港区高輪・S邸茶室

  04 港区高輪・M邸和室



四畳半の和室
わずか四畳半の大きさの和室ですが、内路地を経てのアプローチや、床の仕上げや高低さ等によって、他の部屋から隔絶された静かで独特な空間となっています。

格子戸を閉めた様子
格子戸越しに内路地が見え、その外には雪見障子があり、
奥深さを感じさせる仕組みとなっています。

内路地(通り庭)
わざと床を落とし、路地状に飛石を配置することで、他の空間からの距離感を
演出しています。屋根付きの小入口を設けることで、格式の上がった
和室である事を意識させる配置計画としています。

内路地の飛石
奥の靴脱ぎは木曾石、二本流した縁石は御影のビシャン仕上げで間には滝石を詰めています。

小玄関の床詳細
ナグリの栗板を使った床から、やはりナグリの楢無垢の柱を立てています。内路地の石の素材感にあわせ、ザックリした仕上げ感を持った素材で、外部の感覚を演出しています。

和室押入れ襖の詳細
特注で和紙屋さんに作ってもらった襖紙です。銀で百花を散らした模様としています。

床柱の詳細
鉄刀木(タガヤサン)の120角の床柱は、リビングのウォールナット仕上げにあわせた、力強い素材を選びました。仏壇入れの襖は柿渋で染めた紙に桐の紋を金で打った柄として、格式を上げています。

格子戸の詳細
二種類の素材、二種の寸法で組んだ格子戸です。外側から見ると、細く見えるのに対し、内側からはしっかりと見えるデザインとしています。

リフォーム前の和室
以前の和室は、和洋折衷の使い勝手が曖昧な空間でした。直接外部のサッシに面していたので、奥まった感覚のない、開けっぴろげな和室でした。

和室部分・リフォーム前後の平面図
以前は窓には面した和室でしたが、アプローチが細くて暗い廊下でした。リフォーム後は、ダイニングのコーナーに隠された扉を開けると、段差が取られた通り土間があり、一度外部を通ったイメージで和室の小玄関にたどり着きます。広さは以前の六畳より四畳半と狭くなりましたが、その分通り土間や床の間が充実しています。


             

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